いまいちよく分かんない。
この数十年の間に何が変わったのか?
若い自分にはよく分かんない。
ただ、一つだけ言えることがあるのだとすれば。
それは、バブル時代の学生よりは今の学生の方が真面目なんじゃないか?
ということだ。
まあ、その時代を生きてないから、よく分からんがね。
でも、出席を取る科目が増えたってのは本当らしいし、今も昔も学生実験の中身なんて同じようなもの。
「いかにも」な人が言うと確かにそう聞こえるかもしれないけれども。
その人たちはソースを明かさない。
何が起こっているかは説明しても、どこからそう思うかは非常に曖昧。
そう思うと、学生の質が落ちたんじゃなくて、大人の質が落ちたんじゃないかと。
まあ、こんなクソみたいな大学に通ってるゆとり学生がつぶやいた話なんてだれも見向きもしないだろうけれども。
よく言われる言葉の一つが「最近の若者は、夢が無い」と言う。
だが、夢を簡単に潰してくれたのはどこのだれだったか?
勝手に今の世の中みたいなひどい状況にしてくれたのはだれだったか?
自問してみるといい。
こっちにも言い分はいくらかあるんだ。
このままじゃこの国がつぶれるのも時間の問題だと思う。
ただ、まだ「若いから」って提案は全て却下になるだろう。
そんな状況下で、「夢が無い」だの「主張しない」だのよく言えるなと自分は思う。
学生の質が下がったと大人は言う。
大人の質が下がったと学生は言う。
それはそれで構わないのかもしれない。
ただ、時間だけは過ぎていく。
そして、質の下がった学生が大人になり、質の下がった大人が老人となるんだ。
そうなったときにそれを支えるのは、今の質の下がった学生なんだ。
だから、今のうちにできることを。
これは忠告じゃない。警告だ。